家計簿を誰が使用するか

家庭の経済活動によって生じた財産の動きが記録された家計簿は、最終的に財務諸表という表になります。

では、その財務諸表の物事の中心は誰で、また、作成された財務諸表を誰が使用するのか?誰がたたき台または反省材料として活用するのか?という話です。

誰が主体か

とはいっても、これは簡単です。家計簿をつけるときの中心となる人物は家庭、または個人です。

対象が家庭なら、家庭がとった経済活動を記録・集計をしていく、また家族の構成員、個人が対象なら、個人が行った経済行為を記録・集計していくということになります。

特に問題はないと思います。普通ですね。お隣さんが購入した野菜の値段を、我が家の家計簿に記入してはだめですね。

誰が利用するのか

では家計簿を経て作成された財務諸表は誰がみるのか、ということですが、これもやはり住宅ローンなどのまれな、厳密なケースを除けば、家庭なら家庭が、個人なら個人が、自らが使うことになります。銀行などの特殊なケースをのぞいて当事者以外の第三者がみることはまれで、まずないでしょう。

このことから家計簿の特徴としていえることは、自分の行動を自らが管理するという、自己完結型・独立型の記録をとるということがいえます。

つまり、家計簿を使うのは自分ですし、見るのも自分、あっても家庭の構成員以外基本的に誰も見ることはないので、自分の使いやすいルールで家計簿をつけることができるということです。要するに、自分さえわかればいい、自己流でいいんだ、ということです。

しかし、この自己流という考えは、メリットでもデメリットでもあります。

メリ

自分のつけやすいようにルールをきめて家計簿をつけることができ、また上級者になればある程度簡略化させることができるので楽に記帳をすることができます。

デメリ

自分がつけた家計簿と他の人の家計簿との間に共通した厳格なルールがないため相互の互換性がなく、両者の家計簿を比べることができません。
例えば野球のルールについていえばアメリカのメジャーリーグと、日本のプロ野球のボールの大きさのような、その地域ごとに誤差があるために、どの選手が世界一のプレイヤーなのかということが一概にいえないという欠点があります。

というように、家計簿にもある程度の一定の形式、規範のようなものは、必要なのではないかと思われます。企業会計審議会のような家計仕様の機関があればいいのですが。

また、最近ではネットで記帳するタイプの家計簿が登場し、サイトを利用している世帯収入ごとで生活費などを比べることができる機能のものもあります。

これならサイトの登録利用者同士間なら見比べることは可能ですね。しかし他のサイトごとという話になると、比べる為の整備が行われていないようです。

総務省が行っている家計簿調査の場合も、家計簿をある程度つけている経験者に、係員がルールを教えて、家計簿をつけてもらうという、すこし手間がかかる面倒なことをさせているようです。

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