ダイエット

まあ何というか、例えとしての話ですから。感情的にならないで、気を悪くしないでくださいね。(汗)

よくアメリカのビジネスシーンでは、肥満の社員は自己管理がなっていない、という評価をうけることがあったり、また女性誌の見出しには必ずダイエットに関する手法 「 ○○ダイエット 」 などが躍ったりしています。今の流行のダイエットはなんでしょうか。

また雑誌の表紙に 「 ○○ダイエット!! 」 というような大きな見出しをつけて書店に並べると、売上が数%伸びるそうですね。

ってそんな豆知識はどうでもいいのですが、家計簿をたたき台として活用する過程は、このダイエットをするときのプロセスに似ているという話です。

ダイエットの説明は省略しますが、おおよそ肥満を防ぐために食事を制限することで一致していると思います。

ではそのプロセスはというとまず、最初に目標があります。何㎏減とか、標準体重に近づけるなど、自分に合った目標があります。

次に集計です。お風呂上りとか、朝起きてすぐなど、自分で決めた一定のルールの範囲中で、自分の体重が今何㎏なのか、継続して繰り返し体重をはかります。

次は管理です。目標の基準から外れないように、または近づくように維持をします。管理を実現させるためには意思決定が必要ですね。

昨日何㎏だったので今日の朝はりんごしか食べないとか、半年で何㎏減らしたいから、週何回ジムに通うなどもダイエット意思決定の選択肢の一つですね。

このように

  • 計画・目標
  • 集計・計算
  • 管理
  • 意思決定

という手順を一つのサイクルとして繰り返し行い、目標を達成していくということになります。

また家計簿の使われ方も、この 「 計画・目標→集計・計算→管理→意思決定→繰り返す 」 、というダイエットのプロセスと似ているといえます。集計する対象がお金か体重かの違いで、家計簿のサイクルですね。

このことから、家計簿とは何か、という問いがあった時、ある人は、計算表と答え、またある人は、管理するための表、またある人は単なる記録帳だという方もいらっしゃるでしょう。

また、前ページで家計簿をつけることによって何がわかり、どういうメリットがあるのかという問いに、4通りの結論を出しましたが、それはすべて一つのプロセスのその段階ごとに対しての回答なので、すべて正解なんだということになります。

つまり、家計簿をその人の使う目的ごとに違う視点で見た時の違いなんですね。

ちなみに、ここに家計簿関係の本がありますが、この書の中では成績表という表現で使用されています。また他の本には、家計簿は家庭の経営表と記述されている本もありました。

家計簿の正体の影の一部がみえた。といったところでしょうか。

家計簿を利用し、一連のお金の流れを記録し、財務諸表によって把握することを経て、たたき台として利用し、お金が貯まる。お金を貯めて、夢や目標に近づけるという流れになります。