家計管理技術としての家計簿

管理ということですが、極端な話、ものすごくコンピュータ並に記憶力がすぐれている方がいて、家庭の経済状況が逐一どのようになっているのかがわかっている人であれば、家計簿を使用する必要はないということになります。

また、収入の範囲内で生活していくことができれば、記録は銀行通帳のみというアバウトな記録になりますが、家計簿をつけないで生活していっても何にも問題は起こりません。

ほとんどのご家庭は後者のパターンが多いのではないでしょうか。

また、これも極端な例になりますが、自給自足が可能な農家の方のようなご家庭があるとして、家庭もお金に関わらない生活ができるのならば、家計簿の出る幕は、それこそはじめからありません。

では、なぜ家計を管理をする必要があるのかといえば、それは、家庭のお金の状態が見た目では潤っているのかどうかわからないからですね。

例えば、ブランド物の服を何十着も持っている方がいるとして、また、その人がほかに車を何台も所有していれば、その人はお金持ちだと言いきってしまっていいのでしょうか、ということです。

よくよく、その方の財産状態を調べてみると、家計は借金で火の車で破産に近い状態かもしれませんし、また逆に本当にお金持ちで、散財はまったく家計に響かないほどの微々たる出費なのかもしれません。

家計簿はこのような表面的には見えない家庭の財産を客観的に記録して、その人の財務データを提供することになります。また、数字や情報として目に見えたほうが、経済状況を把握するのに一番理にかなった方法ではないでしょうか。

それが家計簿、家計簿というよりかはどちらかというと、会計の目的になります。見えないものをみようとする考えは、企業にも通用する考えですね。

では具体的に、どのように管理集計をすればいいのかというと、ここで登場するのが簿記の技術だということになります。

簿記はこういった財産を集計・計算・整理・管理をすることが、一番適している記帳技術なんですね。

また、前ページでは、財産の変動を記録・計算・整理・管理することが家計簿だといいましたが、最終的には 「 財務諸表 」 なるものをつくってもらうことになります。財務諸表はいわゆる家庭の経済状態を示した一種の成績表にあたります。

ということで、これからは簿記の知識、概念をすこしおぼえてもらうことになります。

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