家計簿をつけ続けるコツ

家計簿をつけつづけるために必要なことは何でしょう?

それは気合と根性です!といいたいところですが、家庭生活の環境やライフスタイルは人それぞれでしょうし、全ての方に共通していえる、これといった決定的なコツはなく、実のところ私もはっきりしたことはいえません。

ということで、私が経験したことではありますが、家計簿をつけるときの自分なりの考えを書いてみようと思います。

家計簿をつけ続けるコツ

目標を持つ

まず目標持つことです。目標がなければ家計簿にとどまらず、マラソンでもなんでも、何事も続かないと思います。

家計簿をつけることの目的は、貯金や節約といった、大きくとらえて家計管理が目的ではないかと思います。つまりお金の流れが把握できればいいんだと。

このとき「お金持ちになる」というような、はっきりしない目標よりは「いつまでに何円貯める!」といった具体的な期間や数字を決めたほうが、より目標を達成する可能性は高くなると思います。

まずは家計管理をするという目標をもつことが重要です。

自分の家計管理のルールを作る

家計簿をつけることに対して、こうしなくてはならないといったルールはない、ということは、家計管理のページでお話したとおりです。

また、仕事や家事や育児が忙しいために、家計簿を付けることや家計管理が二の次になってしまうことがあります。しかし、私はそれでもかまわないと思います。

これは極端な話ですが、家計管理ができていればいいのですから、あえて睡眠時間を削ったり、無理をしてまで家計簿をつけてまでする必要はないんですね。もっというと、お金の流れが自分なりにわかっていればいいんです。

このために私は、複数あった銀行口座を一部解約したりして、全てのお金の出入りを一つの口座にまとめ、家計簿をつけてはいないながらも収支を把握して家計を管理しています。

というような、自分なりのルールを作ることが家計簿をつけ続けるないしは家計を管理していくコツではないかとも思います。

自己ルールつくりは本当に重要です。自分の性格や生活などを勘案して決めるといいでしょう。

労力の省力化

たとえば自己内の携帯電話ルールなどがいい例だと思います。携帯電話はここ数年のうち世の中に登場してから、爆発的に普及したわけですが、もう自分の生活と一体化していますね。

いまでは携帯電話のなかった時代、どのような生活を送っていたのか思い出すことすらできない状況です。

携帯電話を手にした当初は、携帯電話のある生活にまだ慣れていないので、外出時に持っていくことを忘れたまま、出かけたりすることが多かったのですが、慣れてくるとしだいに持っていることを意識せずに常に肌身離さず持って出かけたりします。

これは日ごろから携帯電話を忘れないように、室内での携帯電話置き場などの自分なりのルールを、自分の生活の無理のない範囲で決めたことによって、携帯電話と自分の生活が習慣化・一体化してしまったと考えることができます。

家計簿もこのように自分の生活の中へ、習慣として組み込んでしまえば、イライラしたりせずに日々の日課としてつけ続けることができるのではないかと思います。

習慣化してしまえば、今日こそは家計簿をつけなければいけないと、義務感を思うこともなくなりますね。

おおざっぱで構わない

年の初めに、いざ家計簿をつけるぞと、意気込んでみたものの、項目をやたらと細かくしていたり、付け続けていると、1円、10円、100円とだんだんあわなくなってイライラ‥。そしていつのまにか家計簿を付けることはなくなり、三日坊主でおわる‥‥。

そういうことにならないように、合わない金額は不明金という項目を作って放っておいたり、項目も少なくしたりと、少しでも面倒くさくなったり、負担に感じることがあったら、早めに原因を取り除いて対処していくことも家計簿をつけ続けるコツだと思います。

また、なるべく家計簿に対する負担感をなくすために、家計簿をつける回数を毎日ではなく、週に一回とか月に一回しかつけない、というようなアイデアも必要です。

また、記帳の負担をなくすために、家計簿ソフトを使用するというのも一つの手ではあります。慣れれば手で書くより早くなりますし、しかも入力だけしてしまって、あとの計算は全てコンピュータ任せというのは、家計簿をつける手間が省けてかなり便利です。

中には無料の家計簿ソフトもありますから、家計簿をつけるときの選択肢に入れてみてはいかかでしょうか。