記録

まずは一日分の収入と支出を記録してみましょう。

基本は現金が動いた時点で記録をすることになります。

現金が動いた時点で記録をすることになるので、サラリーマンのご家庭は、収入(入ってくるお金)は毎日あるものではありませんから、ほとんどが空欄で、逆に支出、特に食費に関しては、毎日取引が行われているはずなので、毎日記録がされている記入欄が埋まっている、という状態になります。

まずは情報データを集めましょう。

厳密には取引が行われたあと、すぐに家計簿に書き込むのがベストです。かといって、コンビニで商品を購入したレジの横で、こっそり家計簿をつけたら、それは変な人ですね(笑)

ですので、とりあえず家に着いたら、あらかじめ一日ごとに分けられた箱なり袋を用意しておいて、そこに一日分のレシートや通帳の明細などを放り込んでおいて、夜落ち着いた時や、週末など時間が空いた時などにまとめてつけてしまうのがベターです。

このとき日にち別に分けるのと同時に、そのまた食費や交通費など科目に分類しておくと、後の記帳の作業が楽に、効率的になります。

この作業は結局、何をしようとしているのかというと、レシートなどの形でバラバラになった、お金を基準とした収支の行動を、家計簿という一つの表に一括にまとめようという考えなんですね。

そのまとめるための前段階で行う作業になります。

支出2支出3
支出1図支出4
支出5支出8
支出6支出7

また言い換えれば、収支の情報は一括で把握をすることができればいいので、レシートをそのまま貼り付けてしまっていても、まとまった情報として管理をすることができるのであれば、問題はないということになります。

雑誌の家計簿特集などで家計簿の代わりに財布を使用するという記事は、この考えと同じで、収支情報を帳面でまとめるのか財布の中で行うかの違いなだけなんですね。